現代悉曇法則 (印語読法-ヒンディ−リーディング-)
サンスクリットでは連声法(サンディー)により、母音の連続表記が出来ず、日本語の表記には向かない。
そこで現代悉曇では伝承梵字を使用し、現在の印語の外来語表記法を活用し、表記文字としての悉曇梵字の復興、活路をうながす。
サンスクリットとヒンディとの一番の相違点である、潜在母音(子音に着いたa短母音)発音の有無を攻略。
母音ア(a短母音)はどにあっても発音する。e=エー、o=オーを短母音エ、オとして代用する。
外来音を表記する文字を現印度外来音表記法から借用し、新設した(fa,tha,za...等)。
悉曇梵字には伝承、宗派、誤字等で異形が多いが、現代悉曇では新旧印度文字からの推移を検証し最善をつくした。

印語では潜在母音(a短母音)に発音のルールがあります。〜=任意,C=子音,V=母音。1〜7は優先順位、8は強制。9母音aは絶対発音。
1-単独は
発音
2-語頭は
発音
3-語末は
無発音
ka
ka+〜
〜+ka
ka
kaka:
kak
4-重子音は
発音
5-直後子音の母音が無発音や鼻子音記号の場合は
発音
6-前か後が母音の場合は
発音
〜+kka+〜
〜+kam,+ka+C
V+ka+V
kakkaka:
kakankak
kakai
7-直後子音の母音が発音場合は
無発音
8-ハル記号が付いた場合は
無発音
9-母音aはどこに合っても
発音
〜+ka+CV
k
a
kakka:
kkak
aoa

潜在母音(a短母音)の有無を説明,攻略法
ba+ba+ba+ba+ba+ba
印語では潜在母音の発音法2と3と5により「バブバブバブ」となる(babbabbab)
ba+ba:+ba+ba:+ba+ba:
そこで語頭以外を長音にして「ババーバーバーバーバー」とします(baba:ba:ba:ba:ba:)

日本語名例 北華 阿飛 キタハナ アフェイ / Kitahana Afei 阿飛 アフェイ / Afei
ki+ta:+ha:+na: a+fe+i
a+fe
潜在母音が無発音になる箇所は長音にする(語頭以外のア段を全て長音)。母音アは例外。 eは長音なのでフェーも可。

日本語名例 忠雄 タダオ / Tadao
ta+da+o
ta:+da:+o
潜在母音の発音法1と6により、語頭のtaと語中のdaの潜在母音は発音される。 迷った時はア段を全て長音にしても結構です。

日本語名例 華蓮 カレン / Karen
ka+rem,
ka+re+n
ka+re+n(a)
鼻子音「ン」は「空点」で表す、発音法8のハル記号を付けても可。又、潜在母音の発音法3によりkarenaと書いても「カレン」となる。

日本語名例 三番 サンバン / Samban
sam,+bam,
sa+m+bam,
sa+mba+n(a)
鼻子音「空点」で表す、bとp子音の前の「空点」は自動的に鼻子音mの「ン」となる。語末の「空点」は鼻子音nの「ン」となる。

英語名例 Barbara バーバラ
ba:+r+ba:+ra:
raにハル記号を付けた形。潜在母音の発音法3のため、語末raは長音にする。
ba:+rba:+ra:
rとba:の子音どうしを結合した切継形(リガチャー)。語末raは長音にする。
ba:+r(a)+ba:+ra:
潜在母音の発音法7により、最初のraのaが消える、語末raは長音にする。

英語名例 Barbar バーバー
ba:+r+ba:+r(a) ba:+rba:+r(a) ba:+r(a)+ba:+r(a)
潜在母音の発音法により、語末rは子音のみになり上記のように3パターン考えられる。子音どうしは結合出来る。

英語名例 Abby アビー
a+bi: ae+bi: a+b+by(a)
スペルに準じた型 発音に準じた型 間違い

日本語表記法
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